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熊の巣穴
ひとりごと
                           
                恐怖の夢

私が熊という動物を意識し始めたのは、中学2,3年の頃である。
その頃、年に何回か熊に襲われる夢を見た。
夢の中身はいつも同じ。小学校の校庭に突然熊が現れ、右往左往する子供達
の中を暴れ回る。そして、一人おびえ隠れている私の教室に入ってくる・・。
夢はいつも、ここで終わる。私には恐怖の夢だった。

都会で生活する私には熊などに遭遇するはずもない。しかし、正夢となって
どこかで熊に襲われるのではないかという思いが、心のどこかにあった。
この夢は、その後数年間つづいた。
そして、いつの間にか山登りに興味を持ち始め、知らず知らずのうちに、
熊の生息地に足を踏み入れていた。

野性の熊との対面は、それから20年後になる。

※この夢を見る原因となったのは、昭和39年NHKテレビ放映の「ある人
生・熊の長さん」(熊を専門に駆除する一人のハンタ−の話)というドキメ
ンタリ−番組を見てからだと、最近になってわかった。