ひとりごと
2017年4月 丹沢で植樹活動
2017年4月 丹沢の二ノ塔山腹の崩壊地で植樹をしました。
参加100名ほどで、丹沢産のブナ、ミズナラ、ヤマボウシ
ヤシャブシ他を植えました。
昨年の12月、丹沢自然保護協会が年何回か行っている
小学4年生から中学一年生を対象にした自然教室「森の学校」で
熊は何を食べているのかな? 調べてみよう。
と、言うことで熊の糞洗いをしました。
丹沢で生息しているツキノワグマの糞を洗い、出てきた種子を
ポットの土に埋めて4ケ月後の春に発芽した苗を大きくし、
再び丹沢に植樹、熊の食料とする活動を予定しています。
今後が楽しみです。
テーブルの上に置いてあるのがその苗です。
子供達が、自然の中で生活し、学ぶことの大切さを考え、
1970年に「森の学校」を開設しました。
丹沢は、東京や横浜から、わずか50`の場所ですが、
シカやクマなど
大型ほ乳類や、 ムササビ、ヤマネなどの小型ほ乳類が棲息し、
渓流にはヤマセミ、モミ自然林では日本最大級 の大型猛禽類
クマタカを見ます。 様々な生物の存在から、「生命の繋がり」の
大切さを知ることができます。
森の学校では、野生生物の生態や役割を学ぶことで自然の
仕組みを知ります。 そして、動物や植物の生活史を通して、
人間との関わりを知る事ができます。
近年、丹沢は、都会の様々な影響を受け「ブナの立ち枯れ」
などに見るように 自然環境の荒廃が危惧されています。
しかし、その中でも900万人に近い県民の水を育み、
生物の生活を見る事ができます。丹沢の自然を体感しよう
自然環境を学ぶこと、いちばん大切なことは、自然に対する
「やさしさ」です。
丹沢を知り尽くした先生方が、難しい知識も解かりやすく話します。