熊の巣穴

　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　2020年1月、冬眠しないツキノワグマ

　　　　　　ツキノワグマは、12月頃から4月頃にかけて冬眠するが、2020年は1月に入っても
　　　　　　東北、北陸などでは住宅地付近でのクマ出没が起きている。
　　　　　　秋田県では、民家の近くでの目撃
　　　　　　石川県では、金沢市の公園を歩き回るクマ。
　　　　　　富山県では、市内の県道を横切クマ。
　　　　　　福島県では、畑で廃棄されたカボチャを食べるクマ。
　　　　　　新潟県では、何度もテレビで放映された、県営住宅の4～5階の踊り場で
　　　　　　うずくまっているクマ。麻酔銃を3発撃たれ、薬の量が多かったのかその後、死亡した。
　　　　　　また同じく新潟県では、診療所内に冬眠中とみられるクマ3頭を見つけ捕獲。
　　　　　　山形県でも、駐車場や小学校近くに現れたり。
　　　　　　民家の軒下で衰弱した子クマが見つかったりしている。
　　　　　　県では、統計に残る2007年以降2019年までに、1月の目撃例は1回だけ、
　　　　　　それが今年は、1月26日までに4回。その他、1月の目撃情報は青森、宮城でもあった。
　　　　
　　　　　　暖冬が原因ではないかと専門家は言っている。
　　　　　　暖冬の為、クマが眠れなくなり穴の外に出た為ではないかとの事。

　　　　　　いずれにせよ、地球に暮らす生き物たちには、地球温暖化は早急に解決しなければ
　　　　　　ならない問題である。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　