熊の巣穴
箸を買って四国のツキノワグマを守ろう!
~五稜箸を地域とクマを守る架けはしに~
かつては四国に広く生息していた四国のツキノワグマですが、
現在では剣山とその周辺にわずか20頭程度が生息するのみと
言われています。
また、長年の調査研究から、近い将来(2036年)の絶滅確率は
62%とも算出されています。
かつて四国では、ツキノワグマは林業の害獣として駆除されるなど、
林業にとってクマはネガティブな存在でありました。
今後、四国でツキノワグマの保全を進めていくためでは、
クマの保護が地域のメリットにもなる仕組みが必要です。
その取り組みの一つとして、四国自然史科学研究センターと
日本自然保護協会の働きかけにより、四国のツキノワグマの
生息地である徳島県那賀町でブランド杉「木頭杉」を活かした
木工製品を製造販売している会社、Wood Headが
「ISLAND BEAR Friendly五陵箸」を製作することとなりました。
当初は日本自然保護協会の「四国のツキノワグマ保護プログラム」
への寄付の返礼品として用いられる目的でしたが、試験的に
Wood Headのオンラインショップや、地元の観光施設で販売する
ことになりました。
この箸の収益の一部は、四国のツキノワグマの保全活動に
役立てられます。
(地元でツキノワグマ保全活動を行っている
NPO四国自然史科学研究センターへ寄付されます)
この五稜箸は、那賀町の地域振興とツキノワグマ保全をつなぐ
「架けはし」となります。より多くの人に買っていただくことで、
「地域もクマもまもる」取り組みがさらに広がっていくことを願っています。
箸には「ISLAND BEAR Friendly」の文字と、クマと人が月の輪に
乗ったシルエットが刻まれています。
既にWood Headのオンラインショップから購入が可能です。
マイ箸として、ギフトとして、ぜひご購入下さい。
■「木頭朱杉五稜箸 四国のツキノワグマの保全活動」
https://woodhead.shop-pro.jp/?pid=152991545
【五稜箸とは】
徳島県那賀町(旧木頭村)の杉で作られたお箸です。
今回販売されている箸は、木頭杉の中でも「赤み」と呼ばれる心材
(木の中心に近い部分)を厳選し、五角形に削り出し無塗装で仕上げ
られています。
「五角箸(ごかくばし)」は、その呼び名から「合格箸(ごうかくばし)」
とも言われ、縁起物でもあるとのこと。贈り物としても喜ばれると思います。
なぜ五角形なのか?については、同社のウェブサイトに熱く語られて
いますので是非ご覧ください。
【Wood Head】
剣山南麓に位置する那賀町木頭で、ブランド杉「木頭杉」を活かした
木工製品を製造販売。木頭杉を通じて、地域の環境問題と地域創生に
取り組んでいる会社です。
■Wood Head五稜箸の紹介動画(会社の想いが詰まった動画。
オススメです!) https://youtu.be/xSCIIEM4O10
■Wood Headウェブサイト https://www.woodheadkito.com/
皆様のご協力をお願いいたします。
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