昨年秋の台風19号で道路の決壊。 4月はコロナ感染症の影響で連続の活動中止を余儀なくされました。 満を持して、第42回「夢の緑の回廊」へ参加してきました。 2020年10月24日。参加者161名、前回と同じ、菩提峠です。 この夏から神奈川県内ではナラ枯が多く目立ちます。 目立つ・・と言うより「全滅」と言えるほどの枯れ状態です。 ツキノワグマによる人身事故は、先月から今月23日まで 全国で63件、2名の方が亡くなっています。(NHK調べ) 実りの季節に実りなしドングリに依存する動物たち、ことに森の熊 さんの食糧事情は最悪。食べるものを探して町の中へ出て行くのを 心配します。出れば多くが殺されちゃいますからね。 そこで今回は実の成る木を多く植える事にしました。 自然の森が少なくなっているいま、一種の実の成る木が枯れると 「その実」に依存する動物たちは大きな影響を受けます。 でもドングリ以外のクリやクルミ、山リンゴ(子供の頃はそう呼んで いた)など実の成る木が多くあれば一種が枯れても他の木の実が 動物の食料を補います。 今回、植樹した苗は、ミヤマヤシャブシ、イタヤカエデ、イロハモミジ、 ウリハダカエデ、シオジ、ニシキウツギ、モミ、ヤマザクラ、アホビ、 ケヤキ、ブナ、コブシ、ホオノキ、ミズナラ、カツラ、ヤマグリ、ササ、 と、多種目でした。 今回も、他の団体から頂いた、丹沢の熊の糞から発芽させた苗 ウワズミサクラ、ミヤマサクラも植栽しました。 景観や水源など人間の都合だけを考えず、他の生き物も安心して 暮らせる森づくりをしましょう。 みんなが幸せになるように。 |